2018年2月13日火曜日

玉名の追加取材とたまb👀k360+プロジェクトの完了

今朝は天気が良く、朝陽がきれいでした。


昨日の天気予報では平野部でもかなりの積雪が見込まれるとのことで、
玉名に取材にいく予定にしてたので、色々のケースを想定し、行動のシミュ
レーションをし、状況ごとにどういった対応するか、同行予定の3年(15)八並に
連絡していました。
ところが今朝の様子は次の写真の通りでした。
積雪が多少はあったものの、アスファルト上の雪はすべて溶けており、
特に問題なく玉名の山の方にも行けそうでした。
色々と状況をシミュレーションして対応策を考えていましたが、すべて不要に
なりました。
朝9時ちょうどに、3人(私、3年(15)八並、長田)で出発。


本日、12月2日の15ゼミ生玉名フィールドワーク(ガリラボ通信2017/12/3)の
追加取材を行ってきました。
今頃!?と思われそうですが、定期試験があり、なかなか出かける時間がなく、
刊行予定の冊子のサンプルが届く時期に合わせていこうと決めておりました。
サンプルを見て、追加取材の内容を修正する必要がありましたので。

無事に出かけることができて、最初の追加取材地は蓮華院奥之院にあるたんぽぽ堂。
山の上はまだ結構雪が残っておりました。

いい雰囲気の雪の風景だったので、撮っておこうと長田が八並を被写体にして撮影
しています。
冊子にこの写真を使ったのでしょうか。どうも使った気配がないので、私が使って
あげました。^^;


たんぽぽ堂の総支配人・中山さんと少しお話ができました。「美容」に目を
向けるとか、着眼点が面白いですねぇと感心されていました。
出来上がりを楽しみにしていますということでした。
冊子に組むこむ店内の写真を撮影させてもらって、たんぽぽ堂を後にしました。
 
ところで、目の前にある蓮華院を覗くと、この時期、「第16回玉名盆梅展」が開催
されています。なんとこの期間は”入場無料”(3月4日までです)とあります。
運がいい! ということで、境内に入って3人で見学してきました。


”5重の塔”と”盆梅(ぼんばい)”のコラボがなかなか見事でした。
そのコラボを含め、いくつかの360度写真を境内で撮ってくることができました。
追加取材で、色々な都合で決まった日時であったのに、こんな風景を撮ることができて、
大変ラッキーでした。



蓮華院を後にして、高瀬商店街の荒木直平商店へ。
こちらは、12月2日の分はお店の奥様の写真がうまく撮れてなかったので
撮り直しのお願いに伺ったのです。

 
そうしたらまたここでも運に恵まれました。樽の奥が見えますでしょうか。


毎年恒例でこちらのお店で飾られている雛飾りを遭遇できました。
確かにその時期でしたが、予想していたわけでなく、ラッキーでした。
こちらの雛飾りは、現代のものはもちろん、江戸時代のものも並べて飾られていて、
非常に珍しい光景なのです。


奥様が雛飾りのことを八並に熱心に説明をしてくださっていました。ここには
詳しいことは書きませんが、八並がきっちりと聞いていたはずです。


最後に雛飾りの前で撮影させていだきました。追加取材でこの時期に訪問できて
ほんと運がよかった。いい絵が撮れました。


お茶をといういことでしたが、次が待っていたので、いざ天水へ。
行先は「草枕温泉てんすい」です。
前回時間がなくてほとんど話ができなかった中村副支配人に詳しい話を聞くためでした。
到着した草枕温泉てんすい。
入口に何かぶらさがっていますが、何かわかりますか?


お正月の門松を取り去った後に取り付けたとのこと。魔除けとおっしゃってました。
どこかで見つけたスズメバチの巣だそうです。
ネットで検索すると確かに魔除けに使われているようですね。


スズメバチの巣に驚きましたが、温泉施設内に入って圧倒されたのが次の桜です。

「てんすい桜」と命名されているようです。


先日の熊日新聞を読んでいたので、この桜があることは頭のどこかにはありましたが、
実際に見ると大きい。大変立派でした。


てんすい桜の由来や育て方などを中村さんが熱心に教えてくださいました。
この時期に咲く花は珍しいので、草枕温泉は、この「てんすい桜」から3月末
からのソメイヨシノまで桜でこの時期の温泉を染めていこうと企画されている
とのことでした。


「てんすい桜」を見ることができたのも今回の追加取材のおかげでした。
我々は運がいい。笑
この日、蓮華院の「盆梅展」、荒木直平商店の「雛段飾り」、そして草枕温泉での
「てんすい桜」と春に向けたたくさんのシンボルに遭遇出来て、運が良かった。
おかげで、たまbookに掲載するのが難しいほどたくさんの取材ができました。
3人のうちに誰かがを運を持っているのでしょう。
しかし、運が良すぎるのも怖い。編集が大変になります。
帰ってきてから運の良さは悲鳴へと変わっていたように思います。笑

草枕温泉てんすいでは、外観も取らせてもらいました。展望台です。

そして露天風呂! 眼前にみごとな雪景色が広がっています!
気持ちいいでしょうねぇ。こんなときの温泉は。。。。

この写真はもちろん私たちではありません。副支配人の中村さんが、昨日、
Instagramにアップされていて、それを見てすぐに「これ、ください」と
コメントしておきました。
温泉についたとき、写真は、直接いただけました(目の前でLINEでのやりとりを
通してですけど)。
雪見温泉。天水においては、かなり珍しい写真であろうと思います。

帰り際、中村さんから「てんすい桜」の切り枝(え)をいただきました。


14時ごろに研究室に戻り、竹筒に水を入れ、飾りました。これから
「てんすい桜」が花を咲かせてくれるかと思います。きれいでしょう。


14時から持ち帰った取材情報をもとにたまbookの再編集作業を3人で開始。
それぞれ役割分担をしての作業です。
長田が17時ぐらいでしたか、自分が担当している部分が終わり、八並も私も
それぞれの担当していた個人分は終わっていました。


長田が帰宅した後、それから2人で全体を通しての修正作業を開始しました。
その横では2年(16)岡林がゼミ新聞づくりを頑張っています。
修正作業を延々と続き、何回やっても修正すべきところが見つかります。
ずっと続けていたので朦朧としてきたましたが、20時を過ぎてようやく終わっ
たのではないかと思えるようになりました。


すべての原稿をpdf化したデータを20:30頃に業者さんに八並が送って
プロジェクトは完了しました。
15ゼミ生がプロジェクトを開始したのは昨年秋のこと(ガリラボ通信2017/10/6)。
それから紆余曲折しながら本日完成したわけで、約4カ月ほどかかったことになります。
とりあえず無事にプロジェクトを完了できてメデタイ限りです。
 

完了させるときが一番体力的にも精神的にも苦しい。

首尾一貫したものを作るのは非常に根気が必要で、その場面で「神は細部に宿って
いる」ものなのです。
最後で手を抜いたら、気を抜いたらロクデモナイものしかできません。

本当はその大事な最後の瞬間に多くのゼミ生が立ち会えるとよかったのにと思います。
めったにない機会なんですけど。
 
 
個人的にはこうした細かいことを必死でやっているゼミ生たちと一緒に作業をする
のは非常に大好きです。
もちろん、あーでもない、こーでもないと企画を一緒に考えることも大好きですが、
その企画を実現させるために緻密に行動することも大好きです。
なので昔からプログラミングは非常に大好きで、膨大なコードを書き続け、得意
分野のひとつでした。旋盤で金属を削るのも得意でしたけど。^^;

おおざっぱであることと緻密であることは両立できるものです。
人はその両者を切り替えながら問題に向き合っています。
人は両方を能力としてもっていないと仕事=問題解決をしていくのは難しい。
 
最後は朦朧としているようでしたが、緻密に考え、緻密に行動することを体験する
機会が少ないので、八並とかは緻密さを訓練していく良い経験になったのではない
かと思います。
メンドーだと思ってそうした面倒なことを回避していると、いつまでたっても緻密さを
身につけることはないでしょう。
緻密さとはトレーニングによって養うもの。先天的に身につけている能力でありません。
   


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