2016年5月5日木曜日

5月5日の決意と驚きへのお礼

今日は地震以来初めて、大学に出勤せず過ごしていました。

ただ、ガリラボテーブル横の本棚が少し安定性が悪く、気になっていたので、
針金を入手しておこうと、自衛隊近くのホームセンターに家内と出かけました。
まず驚いたのが店内に入れないこと。
地震で壊れているようです。
外の売り場だけでしたが、目的に針金は売り切れでした。在庫もないとのこと。
同じことを考えた人がたくさんいたということでしょう。
今回の経験で、(誰でもそうなのだと思いますが)地震対策にかなり敏感になりました。
困ったなと思いつつ、ふと横のペットと園芸の売り場が目に入りました。
ダメ元で入ってみたところで、盆栽を支えるアルミ線がありました。
アルミで強度的に大丈夫かなと思いましたが、まあ本数を十分に増しておけば
一定程度は大丈夫だろうと判断し、購入してきました。
明日以降、これで壁と本棚を結束しておこうと思います。

お店の入り口付近には、メダカがたくさん泳いでいました。
確か、OB(10)保坂はここからメダカを買ってきていたかと思います。
まだそれどころではないため、さすがに今回はパスしました。笑
 
地震以来、ずっと大学で対応に当たっていて、自宅から大学までの風景しか
見たことがありません。
せっかく外に出たので、自分の目で実際の景色を少し見ておこうと、ホームセンターから
空港へと向かい、それから西原村に行ってみました(益城方面は渋滞でした)。
西原に入ったら、西原村内の信号から先の壊れようが酷かった。
その信号で先は通行止め。
道路をわずかひとつ隔てているだけで、この差は何だろうと思わざるをえないほどでした。
本当にひどい地域は、通行止めの先にあるのでしょうが、そこがどういった状況かは想像
するしかありません。
 
この時期になってですが、初めて自分の目で地震後の被害の大きかった地域をみました。
西原村は南阿蘇に出かけていくのに頻繁に通っていた地域でした。
以前知っていた風景との違いに声がでなかった。
この風景を見て、大学を再開後は授業をともかく早急に軌道に乗せ、多少なりとも安定
させたら、その後は大学として今回の震災にどう向き合っていくか、その態度を明確にして
行動を開始すべきかと思いました。
口触りの良いコトバを発する知性ではなく、野生の思考的な具体の知を発揮し、本学は
この地域にとっての真の「地(知)の拠点」になっていくべきであろう、と。
明日、私で出来ること、そして大学全体で出来ることについて考え始めるため、打合せを
行う予定です。

 
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個人的なことですが、実は、本日は31回目の結婚記念日です。
天気の良い朝となり、わが家のベランダの白い薔薇は朝陽でまばゆく輝いていました。


記念日が「子どもの日」のため、忘れようにも、なかなか忘れないものです(笑)。
そのことをいつ話したのか記憶にないのですが、4年(13)松崎は覚えていたようで、
「おめでとうございます」とお祝いメールが届きました。
特に家内へのお礼が書いてありました。
いやはや、ものすごく驚きました。
驚くといった文字では表現しきれないほど驚きました。ほんとに。
私自身はというと、先日、松崎の誕生日を忘れていたわけで(ガリラボ通信2016/4/26)、
大変申し訳ない限りです。
教師となり、今年で33年目となります。
こんなメールをもらうのは、もちろん初めてのことです。
朝、届いていたメールを見てあまりに驚き、家内にすぐに見せました。
驚きつつ、こうしたメールにどう返事を書けば良いのだろうかと考えていましたが、悩んだままで、
いまだに返事を出しておりません。
いつか別の形で、今朝の強烈な驚きへのお礼をするつもりです(「厳しい指導」というお礼に
なるかもしれません。覚悟しておいてほしい笑)
 
家内共々、感謝している。ももこ、どうもありがとう。
  




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